けんたろうちゃんの only one カイゴ

介護に関わる全ての人の不平や不満、不平等を新しい視点で応援したいと考えこのブログを立ち上げました。多少独自の視点が多いかもですが、その時は笑ってやって下さい。お互いに欠点を補える様なそんな介護を目指し、介護に悩む皆さんと有機的に繋がる事が出来れば幸いです。

ケアマネ試験 平成31年 合格する方専用 介護支援専門員に必要な基本視点①

皆さまおはようございます。

本日は平成31年「介護支援専門員実務研修受講試験」に絶対合格する方専用の記事を書きます。

「絶対合格する!」と決意された方は次へ読み進めて頂けますと幸いです。

 

「介護支援専門員実務研修受講試験」は合格率だけ見ると大変に難関試験に感じる方もおられると思いますが、実際はその合格率は虚像であり、難関試験などという事ではありません。

合格に絶対必要な事は「受かりたい」と思うのではなく「受かる」と言い切る事が大切です。

精神論はここまでとして、本日の本題に入らせて頂きます。

 

介護支援専門員に必要な基本視点とは何か?

[1]ケアマネジメントの定義

①ケアマネジメントの変遷

②日本における導入

③ケアマネジメントの意義

今回はケアマネジメントの定義要素を受験対策させて頂きます。

 

①ケアマネジメントの変遷

「ケアマネジメント」とは何らかの支援を必要な人(ニーズ)とそれを満たす事が出来る社会資源を結びつける支援です。「ケースケアマネジメント」として1980年代アメリカの精神保健領域で生まれました。その当時「回転ドア現象」という精神科病院を退院した患者が地域に帰っても、症状が再び悪化する事が問題視され、それらの患者の再入院を防ぐ為に整理されたのがこの「ケースケアマネジメント」です。その後、ケースケアマネジメントはイギリスに広まり、地域で暮らす精神障害者のみ対象でしたが、慢性疾患患者、高齢者、HIV、退役軍人、精神障害者身体障害者など支援対象者は大きく拡大されました。

 

②日本におけるケアマネジメントの始まりは1980年中頃高齢者福祉領域で用いられ始め、その後2000年導入された介護保険制度によりケアマネジメントが位置づけられました。

 

③ケアマネジメントの意義は、ケアマネジメントがニーズとさまざまな社会資源の結びつけを利用者の立場に立って行い、ケアの継続性を図る事てす。

どの様にケアの継続性を図るのかを定義していきます。

⑴対象者の社会生活上での複数のニーズ充足の為、適切な社会資源と結びつける手続きの総体。

⑵機会や供給の調整を促進する為、利用者の立場に立つ方法であり、ケースマネジメントの主要な効果は、期間の範囲を超えたサービスを統合し、ケアの継続性達成する。

⑶フォーマル、インフォーマル、クライエントのストレングスを、適切に連結し、クライエントのニーズを充足させる。

⑷クライエントのニーズばかりにフォーカスし、利用者の出来なくなった部分だけを断片的に切り取り社会資源で補う支援方法だけではなく、利用者の強み(ストレングス)にもしっかりフォーカスする事で、利用者の出来る事、好きな事、強く望む事や、嗜好の事など、隠されたニーズが開かれ、ケアマネジメントの信頼に繋がり、さらには利用者の自信にも繋がり、意欲的な社会生活を送る1つの支援にもなります。

⑸利用者の支援を通じて、社会資源やサービス供給システム自体がうまく機能しているかどうかを総合的に判断すると同時に地域ケアの品質管理としての役割も担うのがケアマネジメントです。

 

この様な視点や志から生まれたケアマネジメントの日本における現在はどうでしょうか?

介護に関わる皆さんの望む結果として開かれているでしょうか?私が考える新しい視点とは原点に帰り介護の本質を模索し続ける事だと考えています。人は1人では生きられないし、人は多勢でも生きられないと考えています。

人は欠点を補い合う関係の中でしか生きて行くことは出来ないでしょう。簡単に言えば男と女の関係でしょうか?

今の日本介護は包括的なケアシステムなどと綺麗事の御託を並べているが、財源節約の為の苦肉の策にしか私には見えない。

さらに日本介護は尊厳という言葉を簡単に語り繰り返し言い続けてきた。その言葉が最近の介護業界で耳にタコになった今、「資質向上」などと高らかに声を震わせている。

介護とは人が人に行う行動であって、年齢や資格、ましてや門地などは一切問わないし、資質向上など声を震わせて叫ぶなと言いたい!資質向上とは人間本来持つ自覚の中から生まれるものである。そして人間は成長の連続帯であり、その成長は人が人を想う時に大きく力を発揮するものだと考えています。

 

介護とは職員も利用者も社会もお互いに欠点を補うこと。そして欠点を補い合う関係の中で共に愛する事。これが私の介護論である。

 

ではあれをやって記事を締めくくりたいと思う。

「戦え!ケアマネ試験がマルバツ問題のマークシート方式という軟弱な敵であっても!」

最後まで読んで頂きありがとうございます!