けんたろうちゃんの only one カイゴ

介護に関わる全ての人の不平や不満、不平等を新しい視点で応援したいと考えこのブログを立ち上げました。多少独自の視点が多いかもですが、その時は笑ってやって下さい。お互いに欠点を補える様なそんな介護を目指し、介護に悩む皆さんと有機的に繋がる事が出来れば幸いです。

介護と家族の関係 丁度良い距離が頷ける。

こんにちは。

 

全国の「まきこさん」という名前の

ケアマネジャーさん

改めてこんにちは。

 

さて本題に入りたいと思います。

家族間の介護はこれからどうしたら良いか?

 

私なりの回答ですが

「ケースバイケース」しかありません。

 

そんな要介護者への介護は

現在はどの様に行われているか?

 

利用者本位。

尊厳。

自己決定の原則。

家族の意見を勘案する。

在宅と医療の連携などなど。

 

この考え方には

問題は無いのですが

 

利用者様の中には

利用者本位で考えたケアを

自己決定していく中で

自分らしい生き方と

相反する出来事が起こってしまうと

 

その課題を乗り越えるという考え方では無く

プランの変更を考える方が少なくありません。

到達出来るはずの無い目標は論外ですが

限りなく到達出来そうな目標でさえも

プランの変更を余儀なくされる事も往々にしてあります。

 

その時の要介護者、家族の落ち込みは

大変なものだと考えています。

 

ただ

あくまでも自己決定や利用者本位の

考え方で宜しいのですが

 

ここが焦点になってくるのではと考えています。

 

どんな場合でも利用者の利益に繋がる事を

自己決定して頂けたらと思っています。

 

利用者がプランニングを無作為に

変更し続けてしまうと

一切の成功体験に結びつかず

利用者が自分自身を肯定出来ず

家族は虚無感に襲われてしまうのでは?

と考えています。

 

ケアプランを

継続したとしても

変更したとしても

 

「成功体験」に結びつかなかったら

どちらも良いケアプランとは言えず

利用者も家族も望む結果が得られません。

 

医療や介護の場合は

利用者の全ての方が

 

意思疎通を十分に取れるわけではなく

まして全く取れない場合も数多くあります。

 

そんな場合は

お気持ちを察したり

家族の希望や

医療を主体とする考え方になったり

 

要介護者のお気持ちを

「コンセンサスベースドアプローチ」の会議により

推し量り「こうであろう」という目標が設定される

ケースが

数多くあります。

 

ただそんな利用者の状況からでも

利用者と家族の方が

「成功体験」出来る

ケアプランが必要だと私は考えています。

 

意思疎通出来ない。

寝たきりである。

意識障害である。

終末期である。

認知症が進んでいる。

など

 

どれもこれもお話しを聞けば

酷い痛みや苦痛を伴うものばかりで

私達の少々のアドバイス

専門的な知識や経験などでは

要介護者、家族への傷を和らげる事は

出来るとは思えせん。

 

こんな現代の介護に

ケアプランの変更で

成功体験に結びつけ

 

利用者本位だと

肯定的に捉えられ

要介護者も家族も頷ける

ケアプランの作成は

どの様にすれば良いのか?

 

お互いに「楽」で

お互いに「自分らしく」

いられるケアプランを、作成する。

 

要介護者も家族も

お互いに「楽」でいたい。

「自分のまま、自分らしく生きたい」という

想いはお互いに1つであると確信しています。

 

これに尽きます。

 

楽で無ければ

例え家族だとしても

要介護者への介護は出来ず

ただただ

苦しく辛い孤独な介護に

なってしまいます。

 

まとめます。

 

家族が要介護者を介護する場合に心がけて頂きたい事はお互いに「楽」でありお互いに「自分らしい」事です。

 

そんな丁度良い距離にある介護なら

お互いに楽しめる介護が出来ると思っています。

 

その丁度良い距離を模索しつづけましょう。