ケアマネ試験 内容を理解するのであって覚えたら終わりでは無い件。
こんにちは。青森市は当然が如く雪が降っています。雪かきの毎日。青森に住んでいれば当然の事なのですが、歳をとり雪かきが出来なくなると生活に大変支障が出て参ります。雪の為の適切な社会資源はフォーマルもインフォーマルもあまり無いのが青森市の現状です。こんな時、現役のケアマネジャーさんならどんな社会資源と利用者さんを結びつけますか?という余談はここまでとして本日の受験対策に入らせて頂きます!
今日はケアマネ試験での大切な思考の作り方をお伝えしたいと考えております。
どのテキストにも無造作にそして当たり前に「介護支援専門員」の単元は必須項目覚えましょう…的な内容で書かれています。しかも比較的得点しやすい単元ですなどと、いかにも余裕的なカンジで、
「介護支援専門員の義務」
①公平・誠実な業務遂行義務
②基準遵守義務
③資質向上努力義務
④秘密保持義務
⑤介護支援専門員証の不正使用の禁止
⑥名義貸しの禁止
⑦信用失墜行為の禁止
義務4個、禁止3個の合計7個みたいな…覚え方しよう的なテキスト結構あると思います!ただ、この7つが「5肢複択方式」で出よると勘違いしている受験生沢山いると思います。確かに以前の過去問を紐解いてみるとそんな問題ばかりでしたが、平成28年度辺りから、変わりましたよ?じゃあどの様に考えるかがこれからの試験を制する鍵となります。
基本的に介護支援専門員実務研修受講試験は「5肢複択方式」で「マークシート方式」。介護支援分野と保健医療福祉サービス分野合わせて60門でこの2つの分野の合格基準点に達した者を合格としますので、平成30年度の合格基準に照らし合わせると
[落ちた人]
介護支援分野25問獲得。
保健医療福祉分野21問獲得。
合計46問、得点にすると75点以上とかだとして、介護支援分野満点だとしても、平成30年度の場合は保健医療福祉分野が基準点に満たないので落ちます。
平成30年度の合格者の合格基準点はこちら
[受かった人]
介護支援分野 13問以上獲得する事。
保健医療福祉分野22問以上獲得する事。
合計35問、得点にすると60点程でしょうか、この様な方が私も含めて合格です。(私は限りなくどちらも9割越えでしたが)ただ良く見て下さい。落ちた人の方が明らかに優秀な成績なのに基準点をクリアした方が受かります!
そういう試験です。理不尽と考える人もいるかもしれませんが、そういう試験です!
書いていてケアマネ試験は余りに理不尽だなと私が思ってしまい、いささか取り乱してしまいました。すいませんでした!
では本題には戻ります…コッホン‼︎
これからのケアマネ試験を制する鍵は義務や禁止の行為を覚えるのは当然なのですが、その様な義務や禁止が、どんなシチュエーションで適応されるかを問うてくる問題ばかりです。いいですか?例えば昔なら
「介護支援専門員の義務」
①公平・誠実な業務遂行義務○
②基準遵守義務○
③社会資源交流向上義務×
④秘密保持義務○
⑤介護支援専門員証の不正使用の義務×
こんな問題主流。
これからは
①介護支援専門員は利用者が望む事ならいかなる場合でも支援しなければならない。×
②アセスメントの際、聞いたお話が余りにも悲しかったが家族にも話さなかった。○
③要介護度が同じ場合、公平、成績な業務遂行義務の観点から全て同じサービスを利用しなくてはならない。×
④介護支援専門員は政令で定める基準に従って業務する。○
⑤介護支援専門員は介護支援専門員の信用を傷つけるような行為をしてはならない。○
という様に覚えた内容を理解してるかどうかを問う問題に切り替わってきています。なので、語呂合せで覚えてみたり、闇雲に暗記したりする勉強方では到底太刀打ちなど出来ません。言い換えればテキストを読んだ内容を理解し整理してアウトプット出来れば受かるということにもなります。
そこで短い時間で脳へダイレクトに叩き込んでアウトプットする方法はこちらです。
①自分が先生となり自分へ読み聞かせする!
②家族や彼女にアウトプットする!
③アウトプットした際怪しい時はすぐにテキストを読んで自分へ読み聞かせする!
④長い時間より細かい時間を上手く使う!(昼休憩とか、朝起きた時とか、トイレとか)
⑤覚える事に集中するより全体像を理解する!
⑥書かない!
⑦上手くアウトプット出来ない内容は試験でも出来ないという事を肝に銘じよう!
今日の試験対策はここまでとします。
恒例のあれで締めたいと思います。
「戦え!ケアマネ試験がマルバツ問題のマークシート方式という軟弱な敵であっても!」
最後まで読んで頂きありがとうございます!